今回は実体験をもとに、本当にリアルな銀行員の激務度や休日、有給、給料、人間関係をお話しいたします。
結論を言うと2020年現在、銀行は世間で言われているほどブラックではありません。
もう昔の話でしかありません。
その理由をリアルな実体験を元にご紹介します。
これから就活される方は必見です!
給料
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新人銀行員の給料は首都圏の銀行で額面
「約315万円」
で、その内訳は
内訳(月)
・基本給 20万5千円
・残業代 2万円 (月20時間)
・ボーナス 51万円 (夏が新人ボーナスで少なくなっている)
となっています。
いかがでしょうか?
令和元年の日本の大卒の平均年収が「210万円」というデータがある中では高い方だと思います。(参照:厚生労働省令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概要)
残業時間
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新人最初の3ヶ月は、
ほぼゼロ!
そして半年を過ぎたあたりから
月20時間 程度の残業となります。
私は大体、6時前後に帰ってました。
そして、それから一年目の間は大体
月20時間を少し超えるくらいの残業で済んでいました。
いかがでしょうか?
残業は0ではありませんが、そこまで厳しく有りませんよね?
実際私は、残業代がほしかったので多めに残っていました。
それでもほぼ全ての上司から「早く帰りなさい!」と指導を受けます。
今は、銀行も働き方改革に力を入れていて、帰りは遅くなりません。
ただし、資格の勉強など毎日30分程度は必要になります!
資格
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新人銀行員は多くの資格の取得を強制されます。
例えば以下のような資格をとります。
・外務員2種
・損害保険募集人
・保険募集人 一般課程
・保険募集人 専門課程
・変額保険募集人資格
・マネーロンダリング(AML)
・簿記やFP、銀行業務検定の中から一つ
・その他行内資格
外務員2種を除いてどの資格もそこまで難しくありません。
特に保険はとても簡単で、損害保険に至っては、テキストが画面に表示された状態で試験を受けられるのでとても簡単です。
2年目以降資格のレベルも上がるので、極度に勉強が嫌いな方は銀行員に向いていないかもしれません。
人間関係
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これに関して言えば結論
「支店と上司による」
ということになります。
ただし、全体感でいうと今は、「無理な仕事を与えずじっくり育てよう」という考えの上司や先輩が多いです。
実際私も、本当に簡単な所から徐々に徐々にと教えられました。
なので突然外に放り出したり、無理なノルマを背負わすという方はほとんどいません。
まあ中には、土下座させたり、人格否定や家族の悪口など言う人もいますが、これはどの会社にもいますよね。
そんな時は支店長や人事に相談しましょう。
支店長の影響力は絶大で、支店長が良い人なら直属の上司のパワハラを訴えれば必ず動いてくれます。そもそも、パワハラは支店長の責任になるので敏感に動いてくれると思います。人事部の一番敏感な話題として一度相談すれば調査員を派遣して面談してくれたりします。
私も、それで左遷になった上司を2人ほど見ています。
ノルマ
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今、多くの銀行で「新人のノルマを撤廃しよう」と言う動きが活発化しています。
実際私も3年目まで目標はありませんでした。
なので今は伸び伸びと業務を学べる環境にあると思います。
もちろん銀行によっては最初からノルマを課す銀行もあるので、伸び伸びと成長したい方は、事前にOB訪問等で情報収集をしてください!
休日
新人の休日出勤はまず有りません。
コロナで大変な時期にも新人は休日出勤していません。
また、有給は
・夏休み 5日間
・冬休み 2日間
・定期的な有給 4日間(季節ごとに1日など)
となっており11日間は有給を取得できます。
もちろん風邪の時は別で休めます。(体調不良休暇)
そして、年末の12月31日と元旦の3日間は休みです。
ゴールデンウィーク等祝日もお休みです。ただしお盆休みはありません!
いかがですか?土日休みで有給や祝日も休みで、かなり働きやすいと思います。
まとめ
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いかがでしたでしょうか。
今は、世間で言われているほど銀行はブラックではありません。
それどころか、
・高い社会人スキル
・最高峰の礼儀・マナー
・様々な業界知識
・営業力
・経済知識
・資格 …
などなど学べるスキルも多く、転職も容易です。
実際、銀行からならほとんどどの業界にも転職可能です。
金融・公務員・不動産・IT・サービス・メーカー
私個人的には、一度銀行で経験を積むのもありだと思います。
執筆者
T
現役銀行員
現在融資と資産運用を担当。
簿記・FP・銀行業務検定・保険・外務員2種・ビジネス法務..
など幅広く資格と実務経験を有している。