銀行といえば、「激務・パワハラ・出世競争」というイメージを持っている方も多いんではないでしょうか?
私は、自分や周りで起きたブラックエピソードの数々を赤裸々に告白します。
今回は、上司のパワハラ発言編①です。
パワハラ発言
1「お前はATM以下だ。」
これは、入行1ヶ月目で、初めて普通預金の「新規口座の作成」を受け付けた時の話。
新人「ふぅ〜、初めてだったけど何とか無事終わったぞ!」
上司「おい、お前セールスしたのか?」
新人「いえ、口座開設に必死でセールスできませんでした。」
上司「ただ金を出したり入れたり、お前はATMと一緒だ。金がかかる分それ以下だな。」
新人「申し訳ございません。」
いかがですか?
「口座開設」って、新人からしたら大きな壁なんです。何せ、記入する書類も多いし、軽い審査も必要。口座開設の操作も手順が結構難しい。
加えて顧客対応も慣れていませんから、最初はみんないっぱいいっぱいです。
もちろん、上司はそのことを知っています。知った上で、人格否定をするのです。
まぁ新人いじめは良いストレス発散になるんでしょう。良い迷惑です。
2「お前○すぞ」
いやぁシンプルですねー(棒読み)
もはや言わなくても丸の中は分かりますよね?
流れはこんな感じです。
上司「おい、これデータ入力しといてくれ」
新人「わかりました。」
新人「よし終わりと。あれ上司いないな戻ってきたら報告しよ」
〜15分後〜
新人「先ほどの入力作業終わりました。」
上司「ん?時間制限でデータ全部消えてんじゃねえかふざけんなよ。お前○すぞ」
うん、まず指摘したいのは「上司の指示不足」ですね。
新人からしたら、時間制限があるシステムだったなんてわからない訳です。
普通は、
「どこどこに保存しておいて」
と一言添えるのが親切な指示と言えます。
聞かなかった新人にも非がありますが、それにしても指示が雑だし「◯すぞ」という言葉を軽々しく使うことは間違っています。小学生でも分かることです。
私には、「人として」どうしてこんな事が言えるのか不思議でなりません。
3「お前の家族・友人全員クズだ」
ついには、家族まで人格否定。これが本当に起こってしまうのが銀行です。
悲しいですね。
因みにこれは、部長がミスをした課長代理に言い放った言葉です。
正確には、
部長「今から、お前の家族と友人の名前をいってみろ」
課長代理「はい。〇〇と〇〇と〇〇…」
部長「そいつら全員クズだ。土下座して謝れ」
といった有様でした。
確かに、稟議のミスをしてしまった課長代理が悪いのですが何故家族まで
「クズだ!」
なんて言われなくてはならないのでしょうか?というか
「お前に人の優劣を決める権限なんてねぇんだよ!」
っていってやりたいです。本当こういう人間多いんですよね。
ミスした本人に対しても「クズだ」などという言葉を用いることは決して許されることではありません。ですが、これはあまりに酷い。
この後も永遠とこういった人格否定のオンパレード。こっちまで気分が悪くなってしまいます。
まとめ
銀行だけでは無いと思いますが、未だにこういった人達が存在することに驚かされます。
早く絶滅して欲しいものです。銀行ももっと先進的な人間を採用して空気を変えないといけないと思います。
ただ皆さん勘違いしないで欲しいのは、とても良い人もいます。
私も何度も救われました。そんなエピソードも今度紹介できたらと思います。
今回は以上です。また次回をお楽しみに!
執筆者
T
現役銀行員。融資と資産運用を担当。
簿記・FP・ビジネス法務・外務員・TOEIC ..を保有。