目次
はじめに
今、巷ではコロナウイルスの拡大による人々の恐怖や不安を利用して一山当てようという悪い人が数多く存在します。
マスクの転売なんて有名な話ですよね。しかし、それ以外にも世の中には思わず目を疑ってしまうような詐欺や悪どい商法が存在しています。
今回は、その一部を紹介しますので、みんなでコロナを乗り越えましょう!
入手困難マスク系詐欺
事例1:マスク在庫見せかけ詐欺
事例(1)「マスクを無料で送る」メールが届く
事例(2)「注文した覚えのないマスク代金請求」のメールが届く
事例(3)「インターネット通販でマスクの在庫があるように見える」偽サイト
これらは消費者に対して、記載されているURLのアクセスを促し、不正にクレジットカード等の個人情報を盗み取ろうとしています。
➡︎・心当たりのないURLはクリックしないようにしましょう
・不審なサイトで個人情報は決して入力しないようにしましょう
事例2:Amazon!!
Amazonでは、マスクのやっとの思いでマスクを発見した購入者の心を利用し以下のような詐欺が横行しているようです。
”商品のすり替え”
”送料が50万円”
”商品が届かない”
ツイッターにはこんな被害報告がありました。
転売禁止となった後、Amazonにてマスクの在庫を発見した被害者は、価格も通常の価格だったため購入。
注文履歴の画像もマスクの画像であったが、
発送済みメールを確認すると、マスクの画像がタオルの画像にすり替わっていた!
明らかに詐欺です。
その後Amazonから、代金返還と出店元の調査を行うと連絡が来たそうです。
最悪
氏名・住所・電話番号等個人情報を抜き取られた上で商品は届かず、高額な送料やサービス料を支払わされる
なんてことになりかねません!
では、どのような商品が偽出品なのでしょうか?以下にまとめました。
詐欺出品の特徴
あると便利Amazon詐欺チェックリスト!
1 市場価格に比べて異常に安い。
2 明らかに個人なのに、出品数が数千、数万。 (発送する気なし)
3 出品業者が新規or取引件数が少ない。 (アカウント作り直している)
4 出品者の名称がいい加減。住所が外国。電話番号がない。
5 出品者の評価が古すぎる、数年おきの評価。全て星5つ評価。
6 評価が低く詐欺であることが書かれている場合。
7 背景が白く以外になっている。
8 青いマスク(マスク限定)
9 出品者の銀行口座へ直接振り込むように指示してくる
10 返金や返品の問い合わせにAmazonを装い「只今お手続中なので今しばらくお待ちください」などと連絡してくる。
これらの項目に多く当てはまっている出品者・商品は詐欺であると疑った方が良いでしょう。
引っかかってしまったかもと思った時の対処法
以下の4パターンの対処法が考えられます。
1、追跡番号による調査。
2、Amazonの注文履歴から発送状況を確認する。
3、販売元への質問ページから確認する。
4、Amazonのカスタマーサービスページでお問い合わせをする。
追跡番号は、商品発送時メールにて送られてきます。
日本郵政やヤマト運輸、佐川急便で利用できるサービスで商品が今どこにあるのかを把握することができます。
3番は、Amazon公式ヘルプに詳しい問い合わせ方法が載っています。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201889690
注文履歴 ➡︎ 注文に関する問題 ➡︎ 出品者名 ➡︎ 質問する
という順番での操作になります。
行政職員を名乗る系詐欺
事例1:「水道管にコロナウイルスが付着しているので水道管を変える必要がある」
このような、不審な電話や訪問があったそうです。
そしてそれに従った結果、ウイルス除去費用や水道管撤去費用などを請求するそうです。
いや除去するだけなの?代わりの水道管つけてよ〜って思いました笑
笑い事では無いですね、これ日本全国広く見られる詐欺みたいなので皆さんお気をつけ下さい!
それにしても、水道管にコロナウイルスが付着していると聞くだけで、少しゾッとしてしまいますよね。しかし、騙されてはいけませんよ!
➡︎・ウイルスに対しては、塩素による効果が高いとされており、
水道水は適切な塩素濃度に保たれているので安心しましょう。
・焦らず不審に思ったら、水道営業所等に確認しましょう。
事例2:「行政からの委託で自宅の消毒に行く」
突然こんな電話があったそうです。
何?この地域汚染されてるの?と一瞬不安になってしまいますよね。
「行政」と聞くと信頼性があるように感じてしまうかもしれません。
しかし、これも新型コロナウイルスに便乗しているものです。
今のところ行政が、業者に新型コロナウイルスで消毒を委託していることは確認出来ていないようなので騙されてはいけません!
一度呼んだが最後、勝手にサービスを提供し高額費用を請求されて払うまで居座られてしまいます。相当面倒だし怖いお兄いさん達がきたら断る勇気無いですよね(^^;
その他
事例「体調が悪い、病院で検査したらコロナと言われた」
と息子を装う別の人から電話があったそうです。
折り返し電話などをすると、詐欺や個人情報を聞き出されるなどの被害に発展する恐れがあります。
➡︎・不審な電話には慌てず、一旦電話を切りましょう
・警察に連絡しましょう
まとめ
世界各地で猛威を奮っている新型コロナウイルス。
この混乱に便乗し、世の中には詐欺を考えていたり、個人情報を盗もうとしている人がいます。
あなたがいつ狙われてもおかしくありません。
正確な情報収集をしていきましょう。
もし少しでも怪しい、おかしいと感じたら家族や消費者ホットライン(TEL 188 いやや)などにまずは相談しましょう。