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【大学受験の英語】入試当日に勝てる勉強法 有名大学合格突破体験談から 

投稿日:2020年4月22日 更新日:

「大学受験の英語ってどのように勉強すればいいの?」と思ったことはありませんか?


大学受験の英語の勉強法に悩んでいる人へ、
私の大学受験突破体験談から、胸を張って勧められる英語の勉強法を分野ごとに詳しく紹介していきます。

C~E判定を沢山取っていた私でも、
某有名大学に合格し、入試当日までに力がついた勉強法です!

<この記事を読んでほしい人>
大学受験の英語の
・勉強法が分からない人
・自信がない人
・模試やテストで思うように結果が出ない人 など

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1.大学受験の英語 入試当日に勝てる勉強法

①英単語の勉強法

英単語を本気で勉強し始める時期と復習が重要


1.英単語を本気で勉強し始める時期


スタートが早ければ早いに越したことはありません。

実際、部活を引退するまでは忙しく、なかなか本気で勉強するのは難しいです が、単語は本当にコツコツやっておいたほうがいいです!!
なぜなら、3年生からは文法の仕上げと長文に時間を割きたいと思うようになります。暗記科目の社会などももっとやらなければ…となってくるからです。

なので、まだ時間のある2年生の後半ごろから本気で英単語を覚えていきましょう。

本気といっても、目標がなければなかなか行動に移すことが出来ません。
1週間で何個覚えるや1週間でここまで追わらせるというような目標
を立てましょう。


2.復習の重要性

例えば、100単語を覚えるとします。
1週間で10個×10週=100個 になると思いますか?
答えは、こうなりません。

なぜなら、人間はせっかく覚えても忘れてしまうからです。

じゃあ、忘れるのを食い止めるためにはどうしたらいいのか?

それは、復習を持続的に繰り返すことがとても重要です!
復習を繰り返して初めて、長時間経っても忘れない記憶に結びつくのです。



単語暗記目標の立て方のポイント

1. 覚える期限と分量を決める

2. 覚えたものが本当に覚えられているのかテストする

3. テストで間違えた単語は必ず書き込んでチェックをしておく

4. テストが自分の合格レベルに達していなかった場合、次回のテスト範囲に加えて今回のテスト範囲を再テストする
※ 再テストの際は、初めのテストで間違えてチェックした単語を重点的に覚えなおす(一回目に出来なかったところが二回目にも出来ない可能性が高いということを忘れないで下さい)


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②文法の勉強法

まずは愛用書を一冊とことんやりこむ

色々な文法のテキストや参考書が書店などに並んでいると思います。
それらを眺めているとついつい、「あれもやらなきゃ」、「これもやりたい」と思ってしまいませんか?

あれこれやろうとすると、どれも中途半端で終わってしまうものです。

なので、文法はこの本でマスターするという気持ちで、
文法の愛読書(相棒)を一冊決めることからスタートしましょう!

文法学習の手順

1. 文法の愛用書を一冊決める(学校で配られたものがある人はそれで十分だと思います)


2. (1)解く→直す→解説を読む ×3周以上
  (2) (1)で間違えた問題のみを解く ×3周以上
→・載っている問題が全て正解できるようにする。答えの理由もしっかり言えるまでやる
・解説を読んでもよく理解出来ないものは先生などに質問して解決する


3. (状況に応じて、もう少し文法を確認したい場合)
他の文法書を使い、愛読書の内容が本当に理解出来ているのかを問題を解いて再確認する。

→・間違えた問題は〔解く→直す→解説を読む※分からない問題は先生に聞く〕。これを繰り返し行い、全ての問題を解けるようにする
・次同じような問題が出たときは正解出来るようにする


4. 入試前の文法最終チェック

 入試の2、3カ月くらい前になると入試直前の文法チェックテキストが書店に並ぶようになります。これらを活用して、文法の最終確認を行っていきましょう。
テキストを作る側の人々は、よく出ている問題、良問、流行りの問題などつまり出そうな問題をまとめてくれています。
なので、入試直前に最終確認のつもりでやっておくといいでしょう。

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③音読

毎日シャドーイングする

私の周りの英語の先生方が口を揃えて言ったことは、
「自分の英語力をのばすためには、毎日英文を音読しなさい。」ということでした。

その中でも特に印象に残っている言葉があります。
それは、「英語は筋トレと同じで、使わなければ力がつかないし、使わない日があると力が衰退してしまう。」ということです。

英語は私たちが話す、言語です。
実際に音読し、目、耳、頭を同時に使うことで、体全体を使って効率良く勉強することが出来ます。

ここで、一番におすすめ出来る音読のやり方は、
シャドーイングです!

そもそもシャドーイングとは何か?
→スクリプト(本文の原稿)を見ながら、音源を流し、その音源とほぼ同時より少し遅れるくらいのスピードで、
音源を聞きまねしながら、同じくらいのスピードで音源を追いながら読むというものです。

シャドーイングでつけられる力

1.リスニング力

 →耳:英語の発音を正しく覚えられる
  口:自分で真似して言えることで、その英単語を聞いた時に音だけで何の単語を言っているのかが分かるようになる。


2.長文を速く読む力

 →自分のペースで文を読むのではなく、音源の速さについていかなければなりません。そのため、自然と音声に遅れないようなスピードで文を読む努力を強いられます。最初はそのスピードに慣れなくても、続けていけばなれるものです。


3.単語の記憶定着力

 →単語は新しく覚えても、繰り返しその英単語に出会わなければ、長期記憶に結びつかず、忘れてしまいます。しかし、シャドーイングを通じてまた様々な単語に再び出会い、単語を長期記憶へ結びつける手助けになります。


➡つまり、シャドーイングは音読が上手く出来るようになるだけではなく、一度に様々な力をつけられるコスパの良い勉強法なのです!

シャドーイングを行う際の注意点
シャドーイングで扱う文や教材は、自分で読んで理解出来るものにしましょう。自分で理解出来ない文をひたすら読んでいても内容や単語が頭に入ってこず、意味のない作業になってしまいます。自分のレベルに合ったものをシャドーイングしましょう。

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2.勉強計画

①スケジュールの作り方まとめ

英語を毎日一定時間勉強出来れば良いですが、実際部活や他の教科との兼ね合いもあって難しい部分がありますよね。
そこで、時期ごとに特にやってほしいことや、やって良かったことを以下にまとめます。

<2年生後半から>
・単語を出来るだけ復習しながら、新しいものをどんどん覚えていく

<3年生前半から>
・単語、文法勉強の徹底

<3年生夏休みから>
・なるべく毎日少しでも英語の勉強時間をとる(特に、音読を継続すると最後にのびます)
・単語、文法の勉強を怠らずにやる(入試には長文が多いため、長文に目がいきがちですが、基礎の土台を完璧にしておくことが重要です)
・長文を出来るだけ1日1題は解く

②スケジュールの管理方法

毎日何を何時間勉強したのか記録する

・一目で、何の科目の何の分野の勉強が足りていないのかを把握できる
・受験に対して自信を失いかけたときに眺めると、自分はこれだけやったのだから大丈夫だと思うことができる

スキマ時間を活用する

・スキマ時間(電車の移動時間など)を活用して単語復習などをする
 (スキマ時間は塵も積もれば山となります。必ずスキマ時間を有効に使えるようにしましょう。)

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おわりに

自分に合った勉強方法で勉強を重ねていけば、
自分の能力は入試当日まで伸び続けます!

最後の模試の合格判定が終わってからも伸び続けるので、
最後まで自分のやってきたことを信じて、
入試当日に自分の出せる力を出し切りましょう。

今回は、私のおすすめの大学受験の英語の勉強法を紹介しました。
勉強法は沢山あると思うので、自分に合っていそうなものなどを取捨選択してみてください。

皆さんが自分に合った勉強法を見つけ、勉強に励めるよう、
応援しています。

執筆者
Mitsuba  プロフィール 


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Tatsuya
普段は銀行員として資産運用や融資を担当。
夜はI.R.Cafeのスタッフとして皆様に真摯に寄り添います。

Mitsuba

普段は英語教師、でも夜はI.R.cafeの一員として、ゆったり密度の濃い相談を致します。

詳しくは、スタッフ紹介ページをご覧ください。

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