前書き
今回は、難関国家資格と言われる行政書士資格に4ヶ月で合格した私が実践したことをご紹介いたします。
1、前提
まず前提として私は法学部を出ており、ある程度民法と行政法、会社法などに知見がありました。とは言え、学生時代ほどに詳しくありませんし細部はほとんど覚えていませんでした。なのでほんの少し有利くらいにお考えください。
2、所要時間
結論から申し上げますと、私は行政書士合格まで4ヶ月勉強しました。
詳しい時間は1日最低3時間の勉強を約120日間ですので
=360時間
勉強したことになります。
朝起きて仕事に行くまでや通勤時間・休憩時間・帰りの電車や歩いている時間・寝る前などありとあらゆる時間と労力を注ぎ込みました。
それでギリギリ合格というラインなので、もう少し余裕を持って勉強した方が安全でしょう。
3、勉強法
私が行った勉強法はシンプルです。
1、事前にテキストを最低2周完璧にする計画を立てる。
2、隙間時間を活用し、1単元をしっかり理解しようという意識を持ってテキストを仕上げる。
3、試験直前期に一般常識を詰め込めるだけ詰め込む。
この3つだけです。というのも時間が無くてこれくらいしか出来ませんでした。
テキストは「最低二回完璧に覚えた」という状態を作り出してくだい。
一度完璧になっても、時間の経過と共に完璧では無くなるものです。2回目の定着を行うことでより確かな記憶となります。
また、隙間時間は作るものです。通勤や起床後・就寝前・トイレ・業後…
どこにでもテキストを持っていき暇さえあれば、というより暇で無くでも勉強を優先させて勉強しました。
みなさんも思った以上に日常生活の中で勉強する隙はありますので探してみてください。
行政書士というのは、合格率数%の難関資格です。生半可な勉強で受かるものではありませんのでそう言った危機感を忘れずにいてください。
4、使用教材
私は、通信のTACを受講しました。
全教科、項目ごとに必要な知識だけがよく纏まっていて勉強がしやすかった印象です。
と言っても「とてつもなくわかりやすく丁寧でこれさえあれば完璧。」
と言った代物ではなく、あくまで自己学習中心の教材でした。
なので私は教材だのみというよりは結局は自分の努力しだい。だと感じました。
ただし、試験の頻出箇所などをピックアップしてくれて効率的であった点は高評価です。
5、合格後
合格後、行政書士として業務を実際に行えるようになるために同じくTACにて行政書士実務講座を受講する予定です。
大抵の資格が合格して終わりなのに対して、行政書士は実務まで講座が用意されているのでより資格を実務に役立てやすいと感じました。
因みに値段は8万円前後なので無理な価格ではありません。
まとめ
ある程度難関資格に分類される行政書士資格。
正直短期合格するためにあらゆるものを犠牲にしました。
睡眠時間や人付き合い、業後の自由時間・・・
それでも私はこの資格にそれだけの価値を感じていました。
なぜなら、
・行政と民間をつなぐ行政書士の役割はこれから無くなる可能性は低く
・高齢者が増えてくる中で遺言・相続などの需要も増加すると考えられるからです。
また、現在若い行政書士が不足しており割と穴場の資格になっていると考えられます。
みなさんも少し長期の目線でぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
今回は、以上です。